二十四節氣の献立日記

​暦の上では今日から「立秋」。

まだまだ暑いけれど、食卓に旬の大根を少しずつ取り入れて、秋の気配を感じてみませんか?

​今日の献立は、大根おろしをきかせた爽やかな和食。


​▼立秋の献立

⚪︎白身魚のホイル焼き ー たっぷり大根おろしとすだち添えて ー

⚪︎夏野菜と大根のさっぱり梅酢和え

⚪︎雑穀ご飯 & お揚げとわかめのお味噌汁

​みずみずしい大根と爽やかな香りで、暑い日でも箸が進みます。

季節の変わり目、おいしいご飯を食べて元気にすごせますように。


まだ暑いのに秋?「立秋」ってどんな日?

​みなさん、カレンダーを見て「こんなに暑いのに、もう秋なの?」とびっくりしたことはありませんか?

昔の日本では、1年を24等分して季節の変化を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」という方法を使っていました。その中で、秋のはじまりを告げる日が「立秋」です(だいたい毎年8月7日ごろ)。

​「でも、外はすっごく暑いよ?」と思いますよね。

実は昔の人たちは、ただ気温だけでなく、食べ物や自然の移り変わりをよーく観察して季節を感じていました。

​立秋は、「今が暑さのピークだけど、これからは少しずつ秋に向かっていきますよ」という、自然からの大切なメッセージなんです。

​食育の目線で見つける!「夏の終わり」と「秋の始まり」

​立秋のころの食卓には、季節のバトンタッチを感じるおいしいヒントがたくさん隠されています。


​1. 夏のパワーをもらう食べ物

​トマト、きゅうり、ナス、スイカ、トウモロコシなど、夏野菜には、体のなかにこもった熱をクールダウンしてくれる水分や栄養がいっぱい!暑さに負けない元気をもらえます。

​2. 少しずつ顔を出す「秋の足音」

​スーパーの果物コーナーをよーく見ると、梨(なし)やぶどう、栗などが少しずつ並びはじめます。また、新米の収穫に向けて田んぼの稲がぐんぐん育つ時期でもあります。

​このように、旬の食べ物をよく観察すると、「あ、いま季節がまわっているんだな」ということがお腹と舌で実感できるのです。


​おうちや学校でやってみよう!「立秋の食育」3つのアイデア

​立秋の時期に、子どもたちとぜひ試してほしい食育のアイデアをご紹介します。

​① スーパーで「季節のバトンタッチ」を探してみよう

​「今はどんな夏野菜が並んでいるかな?」

​「そろそろ見えてきた秋の果物はなにかあるかな?」

​親子で売り場を歩きながら、食材のバトンタッチを見つけてみましょう。

​② 「残暑お見舞い」においしい旬をのせよう

​立秋をすぎたら、お手紙の挨拶は「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わります。夏バテしないように「冷たいものを食べすぎないでね」「スイカやお魚をしっかり食べてね」と、食の健康を気遣うメッセージを書いてみるのもすてきです。

​③ 冷たいものの食べすぎに気をつけて「お腹をいたわる」

​暑い日が続くと、冷たいジュースやアイスばかり食べたくなりますよね。でも、立秋をすぎた体は少しお疲れ気味。あたたかいお味噌汁やスープも取り入れて、お腹を優しくいたわってあげましょう。


​まとめ

​カレンダーの「立秋」は、私たちに「食べ物も、季節といっしょにめぐっているよ」と教えてくれます。

​今日の食卓では、「このお野菜は夏のパワーかな?それとも秋の気配かな?」と、ぜひ家族や友だちとお話ししてみてくださいね。きっと、いつもの食事がもっとワクワクする時間になりますよ!


浦本真衣

栄養士 / 食育アドバイザー